吾輩は考えるニャンコである

猫気質のわたくしが自由気ままに書くブログ

「差別」と「区別」の違いについて。具体例で説明します

スポンサードリンク

f:id:nyansan2:20190426181446j:plain

「差別」と「区別」。
一見すると似ているこの二つの言葉、つい混同しがちですよね。しかし、これらの言葉の意味は明確に異なるため、正しく使用すべきです。

 

「差別」とは、差をつけて扱いを変えること
「区別」とは、差異があると認めること

 

ざっくり説明するとこんな感じです。
これだけでは分かりにくいので、「差別」と「区別」の違いについて、具体例を挙げて説明します。

 

「差別」と「区別」の違いについて

f:id:nyansan2:20190426181546j:plain

「差別」と「区別」の違いを比較する前に、まずはそれぞれの言葉の意味について見ていきましょう。

 

差別とは

ある基準に基づいて、差をつけて区別すること。扱いに違いをつけること。また、その違い。

引用:松村明(2006年).大辞林 第三版 三省堂

 

ある基準に基づいて分けるだけにとどまらず、さらには扱いに違いをつけるのが差別です。

 

ちなみに差別とは、本来は悪い意味に限った言葉ではないのですが、社会ではネガティブな印象が持たれています。

 

具体例

例1.女性差別

ある入学試験において、女性だけは〇%減点する

 

例2.人種差別

黒人はこの施設を使うことを禁止する

 

例3.年齢差別

この求人に応募できるのは30歳未満に限る

 

区別とは

あるものと他のものとの違いを認めて、それにより両者をはっきり分けること。

引用:松村明(2006年).大辞林 第三版 三省堂

 

「区別」の意味はシンプルです。
ある基準に基づき、違いを認めることですね。

 

具体例

例1.男女の区別

骨格の大きさ、声の高さ、顔の体毛の多さなどから、あなたは男で、あちらは女だと区別する

 

例2.人種の区別

肌の色、骨格、毛髪の色から、あなたは白人で、あちらは黒人だと区別する

 

例3.年齢の区別

顔のしわの深さ、声の高さ、体型などから、あなたは40歳ぐらい、あちらは50歳ぐらいだと区別する

 

「差別」と「区別」の違いを図で表すと・・・

f:id:nyansan2:20190426181635j:plain

図で比較すると、「区別」と「差別」の違いがよく分かります。

 

両者の違いを認めるだけに留めるのが区別、さらにそこから扱いに差をつけるのが差別、このような関係なのですね。

 

差別とは、区別の延長線上の行為なのです。

 

まとめ

以上です。

 

  • 区別は違いを認める
  • 差別は違いを認め、それらに対する扱いを変える

 

こう考えると分かりやすいですね。

 

このあたりの言葉は、現代社会の「平等」という概念を理解するために、非常に重要になってきます。

 

正しく言葉を使えるよう、心掛けたいですね。