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【感想】マックイーン:モードの反逆児|天才デザイナーの狂気と孤独

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引用:マックイーン:モードの反逆児 キノフィルムズ

こんにちは。ニャンさん@nyankodearuです。

 

本日公開された映画『マックイーン:モードの反逆児』。
TOHOシネマズ日比谷で観賞しました。

 

2010年に自殺した天才デザイナー『リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQUEEN)』の生涯を描いたドキュメンタリー。

 

私がAlexander McQUEENのファンなのはさておき、この映画自体が素晴らしい完成度でした。ファッションに詳しくない方でも楽しめると思います(たぶん)。

 

ネタバレしても問題がない内容なので、鑑賞を検討中の方も、ぜひ当記事を参考にしてください。

 

マックイーン:モードの反逆児~感想~

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私は高校生くらいからファッションが好きになり、パリやミラノのコレクションも観るようになりました。今ではすっかりファオタです。

 

Alexander McQUEENは今でもトップ3に入るほど好きなブランドなので、リーの死はなかなかにショックでしたね…。

 

この映画では関係者が当時を振り返りつつ、リー自身が撮影したビデオテープやランウェイの映像を交えながら、話を展開させていきます。

 

時系列で見ていくと、『アレキサンダー・マックイーン』の過去のコレクションは、見事なまでにリーの心を投影しているのですね。
それが理解できただけでも、この映画には十分な価値があります。

 

リーの作品には、様々なメッセージが込められていました。
社会に対する怒り、反骨心、そして心の奥深くに潜む狂気。
これらをすべて服で表現できてしまうのが、彼の才能そのものだったということでしょうか。

 

途中までを客観的に見ると、リーの天賦の才が遺憾なく発揮されたサクセスストーリーです。しかし、彼の力は諸刃の剣でもありました。

 

周囲の期待に応えてしまうその才能が、さらなるプレッシャーを生み出してしまった。
関係者たちが話すように、「リーは普通でいたかった。普通の生活をさせてやりたかった。」という言葉がすべてを物語っていました。
常人には理解できない才能を持った彼に、普通の生活は許されなかった、ということです。

 

キャリア後半はコカインを常用し、幻覚や被害妄想にも悩まされたリー。
彼の最後のコレクションは、もはや狂気そのものでしたね。私は鳥肌が立ちました。

 

他人の苦しみというものは、本来は目では見えぬもの。
しかし、彼はランウェイに自身の心を投影し、それを私たちに伝えてくれました。

 

彼の苦しみそのものが、素晴らしい芸術作品を生み出す力になった。
なんとも皮肉な話ですね…。

 

まとめ

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以上です。

 

卓越した才能の代償として、若くして自ら命を絶つに至ったリー。
彼の生涯と、そのコレクションに込められた想いが、映画の中で見事に表現されています。

 

ちなみに『Alexander McQUEEN』というブランドは、リーの死後はサラ・バートンがデザイナーを引き継ぎ、日本にも直営店が多数あります。

 

青山に本店があるので、興味がある方はぜひのぞいてみてください。
(ジャケット25万、Tシャツ5万くらいです…笑)

 

冒頭でお伝えしたように、映画の完成度が非常に高いため、ファッションに詳しくない方でも楽しめる内容です。

 

鑑賞を検討中の方は、ぜひ。